こんにちは。院長の金浦慎治です。現代体事情へようこそ^^
今回はツイッターでも大反響をいただけた 熱中症対策について 追加でお話したいと思います。
こちらの4コマでは「乾いたタオルではなく 濡れたタオルで拭く」事によって体温を下げていきましょう、というお話でありました。
汗をかいても体温が下がらないこともある。
さて、この所熱い日が出てきた・・・とはいえ、この時期はまだ梅雨が明けておらず気温はさほど上がっていません。しかし熱中症になりやすいと言われています。
なぜ熱中症になりやすいかと言うと、汗はかいたとしてもその汗は気温の高さからくる汗ではなく、湿度の高さからくる汗です。その中で大量にかいたとしても気温が高くないため汗が蒸発しにくいからです。
蒸発しないと体温が下がりません。
蒸発がしにくい時期でも大量にかいた汗を利用して熱を逃す方法とは
蒸発させるためにうちわや扇子で体に風を送ってあげると、汗が蒸発しやすくなり体温が下がります。
つまり大量に汗をかくだけでは体温が下がりません。いかに蒸発させ気化熱を発生させるかが問題です。大量に汗をかいてその汗が乾かない時は風を送るのが1番です。
大量の汗をかくと脱水症状には…?
勿論、脱水症状にならないためにも、水分補給は大切です。
改めて言いますが、この時期の気候は、湿度が高く汗が大量に出やすい時期なんです。
大量に汗をかいてしまった場合気温はさほど高くないので汗が蒸発しにくいと言うことで風を送り気化熱の利用して体温を下げると言う意味であります。
大量に汗をかけば当然体の水分は外に行って損失してしまいますので、水分の補給は必須です。
逆に体質のせいで、汗が出にくい人もいます。この場合も熱中症に危険があります。この場合は濡れタオルで体を拭くと良いと思います。ただ外出中には体中を濡れタオルで拭く事がなかなか難しいかと思いますので、大量に汗をかいた場合には
・水分をしっかり補給する
・気化熱を利用して体温を下げるためうちわ等で風を送る
この2点をしていただくと良いと思います。
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