自己流マッサージのリスク

肩こりや腰痛に悩まされている方の中には、こりを感じる部分を自己流でマッサージしている方もいらっしゃるのではないではないでしょうか。

しかし、自己流のマッサージにはいくつかのリスクがありますので注意が必要です。

正しい位置と正しい力加減でツボを押せば、肩こりや腰痛の改善が期待できます。

しかし、自分でツボ押しを行うと、力加減をあやまったり、間違ったツボを押してしまったりすることも･･･。

正しくツボを押せれば症状の改善につながりますが、間違ったツボ押しは身体に悪影響をもたらす場合があります。

身体には多くのツボがあり、その中には押しすぎると人によってはめまいや冷や汗を引き起こしてしまったり、妊娠中に押すと悪影響を与えてしまったりするツボがあるため、ツボ押しには細心の注意が必要です。

慢性的な肩こりだと軽く揉んでも変化が分かりづらいので、ついつい強く揉んだり叩いたりしてしまう方もいらっしゃるようです。

多くの肩こりは、筋肉の緊張や血液の流れが悪くなってしまうことが原因です。
その状態で筋肉を強く押すと、大きなダメージを与えてしまうことがあります。

筋肉はダメージを受けるとそれ以上ダメージを負わないように、硬くなったり筋肉量を増やしたりしてしまい、今より凝りがひどくなるケースがあります。

強いマッサージを気持ちいいと感じていても、実は筋肉にダメージを与えているだけで改善につながっておらず、肩こりや腰痛などを悪化させていることもあるのです。

強い力で揉む、叩くなどのマッサージは行わないようにしましょう。